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アトランティス大陸って有名ですよね。
今から約1万2千年前、現代科学を凌ぐほどの文明を持ち、栄華を極めるも一夜にして波にのまれて海の底に沈んだという伝説の大陸。
色々な創作物のネタにもなっています。
当サイトは基本的に日本史ですが、今回は歴史の番外編。
そんなアトランティスも含め、古代文明にはどのような謎があるのか?
オカルト満載で追ってみたいと思います。
古代ギリシャの哲学者 プラトン
「アトランティス」は、元を辿れば古代ギリシャの著名な哲学者であるプラトンの著書「ティマイオス」と、その続編「クリティアス」という対話篇に登場します。
逆にそれ以外はそれをネタにした物語や考察本という感じです。
学者からオカルト好きまで、その議論は現在まで絶える事なく続いています。
なぜここまで注目されるのかというと、やっぱり著名な哲学者であるプラトンの著書に見られるからなんでしょう。
何しろ哲学者ですからね。いや哲学って何?
そんな人が書いてるんだからマジなんじゃね?って感じですよね。
う~む…
ただアトランティスの話は、あくまでも寓話として書かれたんじゃないかとの説があります。
要は実際に自然災害で滅んだ都市もあるし、他国に滅ぼされた王国も歴史上たくさん存在しますから、そういった話を例えばなしとして表現されたのではという訳です。
19世紀になるとジュールベルヌ作「海底二万里」に海底に沈んだアトランティスが登場。多くの人の関心を集めると、それ以降も数々の創作物のネタになっていきます。
名作アニメ ラピュタとナディア
日本では、まさにその海底二万里を原作としたアニメ「ふしぎの海のナディア」が有名です。
この作品を作った庵野さんと貞本さんのコンビは、後にあのエヴァンゲリオンを生み出す事になります。
まあふしぎの海のナディアはアニメらしくSFチックに誇張されてはいましたが、それがまた面白く心に残る名作です。
ちなみにジブリ映画の「天空の城ラピュタ」はガリバー旅行記第三編に出てくる空飛ぶ島が元ネタですが、じつはこの二つのアニメには、空と海の違いはあれど共通する設定が多いんですよね。
例えば飛行石とブルーウォーターという謎の宝石。それを狙う悪漢に襲われるも、後に味方になったり、ヒロインが王家の血を引くとか、失われた王国を復活させたい悪役の存在など。
これには訳があって、まず宮崎駿さんがNHKに企画を持ち込むも、それはいったん保留。宮崎監督はその後ジブリを立ち上げラピュタを制作しますが、NHKに企画だけは残り、それを基にナディアが作られたそうです。
だとしたら設定が似てるのも納得です。
話が逸れて来ましたが、他にもオリハルコンというアトランティスで使われていたとされる謎の金属があるのですが、これもドラクエやFFなどのゲームにも出てきます。
ただ実際のアトランティスの痕跡は現在まで発見されていません。
ビミニ諸島沖海底に石畳のようなものがダイバーによって発見されましたが、これはどうやら自然に出来たものだという事です。
人工物を思わせる石柱のようなものも発見されたようですが、アトランティスはジブラルタル海峡の西、大西洋に浮かぶ大陸。そもそも場所が全然違います。
こんなものでさえ語られるぐらい、アトランティス大陸の痕跡がないんです。
ちなみに似たような話で「ムー」とか「レムリア」がありますが、こちらはオカルトの象徴のような扱いとなっています。
場違いな加工品 オーパーツ
例えばアトランティス人は宇宙から来て、痕跡を残さないように去って行ったという事なら一応の辻褄は合います。
それををプラトンがなぜ知っていたのかは分かりませんが(いやそこ重要!)、別の惑星から来れるならそれくらい出来そうですしね。
アトランティスがそうかどうかはともかく、古代文明には宇宙人との邂逅を思わせる痕跡がいくつも発見されています。
Out of Place Artifacts。
オーパーツといわれる「場違いな加工品」というものがそれです。
ただこれはでっち上げもあれば、言われればそう見えなくもないという程度のものも多いです。
有名どころだと、マヤ文明やアステカ文明などの遺跡で発掘されたクリスタルスカル。他にもコロンビアの黄金シャトルやアカンバロの恐竜土偶があります。
クリスタルスカル
クリスタルスカルは現在の技術でも再現は難しいとされているけど、どうやら19世紀ぐらいに作られた偽物らしい事が分かっています。
いや作れてるじゃん!って感じですが、じゃあ誰が何の為にそんな事をしたのかは未だ不明なのです。
黄金シャトル
黄金シャトルは言われてみれば確かに宇宙船っぽく見えます。宇宙船というのが想像でしかないのですが…。
シヌー文化(500年~800年)の遺跡から発掘されたので、当然スペースシャトルもジェット機もないはずですよ。
なので古代人が宇宙船を模倣したという事なら、宇宙人との接触を思わせると言えなくもないですが、想像力豊かな古代人がいたとしても不思議じゃないし、う~ん、なんとも…。
恐竜土偶
アカンバロの恐竜土偶は不思議ですよ。
そこら辺の子供が作ったような粘土細工ですが…。
恐竜は約6500万年前に絶滅したそうなので古代人が知るはずもないですよね。
これもでっち上げ説が濃厚ではあるのですが、一説には紀元前2500年くらいに作られたという調査結果もあるとの事です。
ただ確かめようにも今はもうダムの底…。
ずいぶん扱いテキトーだな!
失われた技術 ロストテクノロジー
オーパーツのように時代考察上あるはずのないものが発掘される一方で、古代文明にはそこにあってもおかしくないのに継承されなかった技術もあります。
例えばテルマエロマエでお馴染みの、公共浴場に代表されるような古代ローマの水道技術。地下に水を通す一方で水道橋も作られ、その技術力の高さは現代にも通ずる程なのだとか。
石に穴をあけただけの簡素なものではあったけど、その下を常時水が流れているという仕組みの、現在の水洗トイレと呼べるものまで存在していました。
そんな高度な水道技術も、ローマ帝国が滅びた事によりそのほとんどが消失してしまいました。
その後トイレが広くヨーロッパに普及するのは、なんと19世紀を待つ事になります。
中世ヨーロッパのトイレ事情
ヨーロッパにトイレという概念が普及するまでは、基本はいわゆる「おまる」で処理していました。
排泄物は決められた場所に捨てる事になってはいたのですが、守らない人も多くいたようです。
その為、窓から排泄物が投げ捨てられる事も珍しくなく、衛生観念は著しく低いものでした。
しかしその事で生まれたものも多く、例えばハイヒールや店先のサンルーフなどがそのようにいわれています。
ハイヒールはスカートの裾が排泄物まみれの地面に付かないように、サンルーフは投げ捨てられる排泄物からガードする為です。
ちなみにヴェルサイユ宮殿にもトイレはなく、あのかごみたいに膨らんだドレスは、催した時すぐに庭でする為だったともいわれてます。
入浴の習慣もないので、体臭をごまかすために香水が生まれたのだとも。
いやヨーロッパディスりすぎ!!
そんな状態なので14世紀にはペストが大流行し、猛威を振るう事になりました。
その後も度々感染症は流行り、さらには19世紀にコレラが流行した事でようやく衛生観念に目覚めたようです。
一方、日本では排泄物は畑の肥料に使用していたので、農家が買い取っていくので溜めておく場所として便所が作られています。
ロストテクノロジーとしては他に、ダマスカス鋼という鋼(はがね)で製造された刀剣や、有名なエジプトのピラミッドも当時の技術でどのようにして建てられたのかは謎なのだとか。
あの戦艦大和も再現は難しいそうです。
もちろん、ここでは憲法上の理由以外で…。
ちなみに、二の二の天和などの玄人(バイニン)の芸術的な積み込み技も、全自動麻雀卓の普及により消えていきました。
行くぜ、房州さん!
古代核戦争説
文明が滅びると共に消えていった技術という事なら、そもそも人類自体が過去に一度、もしくは数度ほぼ滅んでいて、我々の文明はそんな過去を再現しているのでないかという考えがあります。
それが古代核戦争説です。
インダス文明のモヘンジョダロ遺跡で、核実験後に見られるトリニタイトと思われる鉱物が発見されたり、古代の文献にも核兵器を連想させるような具体的な記述が発見されています。
神話などでの抽象的な表現でも「神の雷」とか「竜の炎」みたいなのは、強力な兵器を連想させるともいえます。
何とも眉唾な話ではあるのですが、ルーシーの名で知られる人類の祖先が約300万年ぐらい前に生存していたとの事で、現代人と同じホモサピエンスでさえ約20万年前あたりからの登場。
ここ100年くらいでも科学は大きな進歩を遂げていますよね。
それが歴史の積み重ねの結果だとしても、現状で人類最古の文明と言われているメソポタミヤ文明(チグリスユーフラテス川!)も、確認されているもっとも古い発掘で紀元前約6,000年ほどと、我々の文明はまだ1万年にも満たないのです。
核戦争かどうかはともかく、大きな文明が栄え消滅するには十分すぎるほどの年月が、過去にはあるというのも事実ではあります。
アヌンナキとシュメール人
そんなメソポタミア文明やインダス文明に、エジプト文明と黄河文明を加えて「世界四大文明」と習いましたが、じつはそう呼んでいるのは日本くらいだそうです。
まあそれはともかく、最古のメソポタミア文明の中心を担ったシュメール人が、紀元前約3,500年くらいに登場します。
「突然現れた」「何処から来た?」との議論は絶えませんが、あくまでも未来の我々が確認できたのがそれくらいからというだけで、シュメール人からしたら
「いや、ずっといましたけど…?」
って感じなのかもしれませんが。
そんなシュメール人の文明というのがこれまた大変に発展していたらしく、天文学や医学にも精通し、社会制度も現代と遜色のない程だったのだとか。
確かにそれほどの文明が成熟するにはそれなりの年月がかかるはずなのに、大した痕跡もなく突然発見されたとしたら不思議に思います。
そこでシュメール人が神と崇めるアヌンナキというのが、じつは宇宙人なのではないかという説があります。
古代宇宙人説また来た!!
要は宇宙から来た進んだ科学力を持ったアヌンナキが、労働力としてシュメール人を創造。その後、シュメール人を残しアヌンナキだけが地球を去ったという事です。
実は人類の進化の過程にはまだ確認できていないミッシングリンクと呼ばれるものがあります。
人類は猿から進化したというのが定説ですが、それを裏付ける証拠となるような中間種の化石はまだ発見されていないというのです。
シュメール人以前の人類の進化の過程に、宇宙人の手が加えられていたのだとしたら…
本稿は試験勉強には役立たないので、学生の方は良ければ下記も参考に。
インターネット家庭教師Netty終わりに
いかがでしたでしょうか?
本稿では様々な古代文明の謎についてお届け致しました。
人類が宇宙人によって創られたのかどうかはともかく、宇宙人によって影響をもたらされた事で発展した文明というのもあったのだと考えると、なんだかすごくロマンがあります。
まあ実際のところは、よく分からない事は宇宙人の仕業って事にしとけばOKって感じなのかな。
それ言っちゃった!!
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